僕の足跡〜英語の出来ない人間のイギリス奮闘記〜

英語の出来ていない人間(現在進行形)がイギリスの大学院に進学。僕が体験を通して感じたことを(不定期に)つらつらと書いていきます。ここに来るまでにたくさんのブログに助けていただきました。その恩返し、そして僕のような奇特な人がいた場合の手助けになればと思っています。

イギリスに持ってきて役立ったもの(持って来ればよかったもの)

※追記しました。あまりに感じるので!!(2017年7月)

 

 

以前の記事では「次はELTC(大学の英語コース)について書く」と予告していましたが・・・・

 

 

時間が空きすぎてすっかり忘れていました。ごめんなさい。

気が向いたら近々まとめていきます。

 

 

忘れないうちにと思いまして・・・今回は持ってきてよかったもの持って来ればよかったものをまとめていこうと思います。

 

 

 

  • 持ってきてよかったもの

 

 

こちらのアダプタです!

 

 

どなたかのブログで紹介されていて買ったのですが本当に便利です!!

 

ケータイ、タブレット、i-Pod、電子辞書・・・同時に充電するためにはたくさんの変換アダプタが必要になります。

 

ただ、これだったら1つでいいんです!!

 

旅行に行くのにも重宝する製品です!!

こちらは持っていくことを強くお勧めします!!

 

 

 

 

次はやはりタブレットです。

 

僕はたまたまこちらを持っていたのでそのまま持ってきました。 

本を読んだり映画を見たり、色々な使い方ができます。

 

その中で一番使うのが授業の資料をダウンロードして見たり、論文を読む(探す)時です。

 

 

僕自身プリントして紙で読むことが好きなんですが、事前に印刷する時間が取れなかったり、ただチェックしたりしたい時に重宝します!

 

 

 

レクチャーが多い(理系の)人は持ってくるべきだと思います!

 

 

 

余談ですが、先週のアイルランド旅行の帰り、Dublin Busの中に置き忘れてしまって今手元にありません。だいぶ不便です。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その他、僕としては(画像は参考です)

 

・ルーズリーフ

コクヨ キャンパス ルーズリーフ さらさら書ける A4 A罫 100枚 ノ-816AEN
 

 

 

 

・バインダー(中でクリップで挟むやつ)

 

 

・手帳の中身

 

 

 ・各種筆記用具(こだわりがあれば・・・)

・クリアファイル等

 

 

授業の資料をどうまとめたいかをイメージして揃えてみてください。 

 

 

キッチン道具やその他生活用品に関しては特に困ることはなかったと思います。

菜箸と包丁は持ってきましたが。。。

 

 

 

 

 

 

  • 持って来ればよかったもの

 

 

持って来ればよかったかどうかはその人によりますが、こちらに来て知ったこと(そしてこの記事の本題です)。

 

 

試験に

日英(英日)辞書(紙)の持ち込みができるんです!!

 

 

もちろん記載はNGで事前にサポートセンターでチェックを受ける必要があります。

(他の大学ではわかりませんが持ち込める可能性は高いです!!)

 

 

他の中国の学生が持ち込んでいるのを見て初めて知りました!

もちろん HP上にも載っていました!

ちなみに英英辞書はダメでした。。。

 

 

 

これはおそらくどのブログにも書かれていません!!

(なぜならみなさん英語はできるので必要ないから)

 

 

 

試験問題で「10行以内で書きなさい」という問題も結構出たのでもし英語に不安がある方は紙の辞書を用意することをお勧めします!

 

 

 

 

 

 

 

ちなみに・・・もしこっちに来て日本のもの(僕の場合は本)が欲しくなった時は、Amazon楽天からの商品を手数料を払って代わりに国際輸送してくれるサービスもあります。

 

 

 

 

 

 

何を持っていくか悩むと思いますが、色々な方がブログ等で情報を発信してくれています。その中で自分に必要そうなものを選んで持って行ってください! 

 

 

 

 

まとまりのない記事でしたが、

最後まで読んでいただきありがとうございました!

 

 

 

PS.

そういえば西暦表示の自分の写真付きの証明カードがあれば最初のうちは助かるかもです!パブに行くにも毎回パスポートが必要だったので。

ちなみにパスポートのコピーではダメでした(経験談)。今年30歳になるんですが。。。

 

あと車も乗れたら楽だと感じることが多々あったので国際免許を取ることを少しお勧めします。

 

 

 

(追記です!!)

そして手元に一つあればすごく助かるのが

UNIQLOのウルトラダウンのフード付き!!

 

日本ではフードの需要がありませんが、こちらでは必須です!!

超短時間で天気が変わります。

そして大体が「傘・・・必要ないな」くらいの雨です。(場所によります)

ちなみにアイルランドもフードは必須でしたが、あちらは「風が強すぎて傘がさせない」でした。

 

 

 

 

 

まず、このアイテムを追記した理由から。。。

 

簡単にいうと図書館が寒いんです!!

ただ、これは個人差があります。周りの人たちは半袖です。

僕はTシャツにパーカーを羽織っていますがその上からウルトラダウンも着ています。

7月です!!

冷房ではないんです。冷房の吸気口も排気口も見当たらないので無いのでしょう。

そして排気口がないということは窓を開けて換気を行います。

これが寒いんです!!

 

そしてなぜウルトラダウンかというと持ち運びに便利だからです!!

 

ですので

・羽織れるもの

・雨を防いでくれるもの

・持ち運びやすいもの

だったらなんでもいいのかなと思います。

 

 

 

 

 

また何かあったら追記します。

 

 

 

 

 

 

秋タームを終えて②

明日以降になっては恐らく書かなくだろうと思いますので連続で。

 

冬休み〜テストまでもうしばらくおつきあいください。

 

 

 

 

 

 

  • 冬休み

 

 

前述の通り、予定を立てて行動する人間なので例に漏れず、テスト終了までの約2か月の予定表を作り、何時間(何日間)勉強時間は取れるのか、教材の持ち込み有りか無しか等すべて洗い出して計画を立てました。

 

 

そして正月の1週間以外出かけることもなく毎日図書館に通っていました。

(日本にいる人みんなから『楽しいの?』と聞かれますが、わざわざ高いお金を払ってやりたいことをやっているので楽しいですよ!)

 

 

 

勉強自体はイメージ通りにできていましたが、授業期間中は授業中に理解するのではなく、復習によって理解しようとしていたため、科目によってはその科目をしっかりと理解しているとは言い難い状況にありました。

 

 

そして1か月以上あると楽観視していましたが、実際は時間的余裕はありませんでした。

 

というのも、イギリスの大学院(僕のコース)は1年しかないため、ファイナルプロジェクトも同時に進める必要があります。

 

 

そちらの方が楽しいしやらないとという気持ちにもなり、年内はそのプロジェクトの作業と持ち込み可の科目の持ち込み資料の作成(インデックス貼ったり、必要な書き込みをしたり)をメインにやって、年越しから本格的に計算演習に入りました。

 

 

正直逃避していたのですかね。

 

 

 

実際に演習に入ってからは残り時間の都合上、過去問、Tutorialの問題を何回も解いて解き方を覚えるという効率はいいのかもしれませんがあまりよろしくない勉強法を続けていて、”その問題、その学問の本質を理解することが科目によってはできていませんでした。

 

 

つまり、上辺だけの理解で終わってしまった科目がありました。

 

 

結果はご想像の通り、 Tutorial通りの問題が出題されるわけもなく、一つのテストは恐らく落としていて、もう一つは微妙、他の二つは対照的にほぼ完璧というなんとも言えない結果になるだろうと予想しています。

 

 

 

  • 反省点

 

 

今回最大の失敗は授業に対する準備不足だと思っています。

授業中に理解することを当たり前とし、復習は理解したことを定着させることに主眼を置くべきだと感じました。

後でと思っていてもやはり厳しいものがありました。

 

これを頭に入れて春ターム取り組んでいきます。

 

 

 

 

 

 

理系に進まれる方は恐らくテストが主になってくるかと思います。

 

ただ、ここまで英語に難があってくる人もあまりいないと思いますのでほとんどの方は専門の勉強に集中できると思います。

 

 

 

 

 

ですが、英語あまりできないけど海外の技術、知識を学びたいという特異な少数の方にとって少しでも助けになれば幸いです。

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださりありがとうございました。

 

 

 

 

P.S 4月にIELTSを受験します。

またどのような結果になるか報告できればと思います。

Listeningに関しては伸びてる手応えはありますが、あまり人と話していないので(ネイティブもいないので)Speakingはあまり変わってなさそうです。

 

 

それと実際の成績がわかったら大まかにご報告します。

もし落としたらどうすればいいのかと不安に思う方もいらっしゃると思いますので!

先に僕が経験してみます!笑

 

HP上だと、おそらくお金を払って追試になると思いますが・・・

 

秋タームを終えて①

やはり・・・やはりいつの間にかこんなにも間が空いてしまいました。

 

 

明日から春タームに入ってしまいます。

 

 

そんな中、昨日までの3日間、僕にとっての大事な街、Dublinに行ってきました。

観光はほとんどしませんでしたが、3日間現地に残っている友達とたくさん話してきました。

 

おかげで多少凹んでいたのですが、完全にリフレッシュできました。

 

( St. Stephen's Green )

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( The Temple Bar )

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それでは、なぜ凹んでいたのかを含めて秋タームの説明と自分なりの反省点をまとめていきます。

 

おそらく建築学科の特に意匠系(デザイン系)以外に進む人にとっての問題というすんごいSpecificなところになるかもしれませんがご容赦ください。

ただ、その特異な人たちは(知っているかもしれませんが)絶対に知っておかないといけないことだと思います。(恥ずかしながら僕は知りませんでしたが・・・)

 

 

 

  •  秋タームのスケジュール

 

 

秋タームは1週〜6週、7週〜12週の前半後半に分かれていました。

そして前半後半で科目が変わりました。

前半2科目、後半2科目の計4科目です。

 

これは学科によります。

友達の中には通して4科目を12週受ける人もいます。

(単純計算で倍の授業を取っていることになります。大変ですけど羨ましいですね!)

 

そして僕のいるStructural Engineeringは授業が少なかったです!!

前半タームは月曜日、木曜日が9:00〜13:00, 14:00〜17:00, 水曜日が9:00〜13:00でした。

そして後半タームに至っては月曜日9:00〜13:00, 14:00〜17:00, 火曜日10:00〜13:00, 14:00〜17:00の2日間だけでした!

 

ではその他の日は何をしていたかというと・・・図書館にこもって勉強していました!

 

 

私事なのですが、僕は先のことを考えることを得意としています。

ですので年間予定、月間予定、週間予定は立てています。 

1日のスケジュールもほとんど決まっていて、9:00〜16:00は学科の勉強, 18:00〜22:00は英語の勉強のため基本的に図書館にいました(その日のやる気等で前後しますが・・・)。

 

 

余談ですが僕の大学は図書館内での飲食ができます。( Hot Foodがダメと書いてありますがHot Foodが何かわかりません。おそらくハンバーガー等なのだと思いますが・・・)ですので毎日コーヒーと昼食を持参で図書館に行きます。

 

 

 

  •  授業が始まってからの衝撃

 

英語をギリギリでクリアして行っている身なので英語で苦戦することはある程度想定していました。

ただ、想定外だったのが”授業の内容が理解できない”ことでした。

 

 

 

 

日本の建築分野は世界とは少し違っていて、日本には建築士という資格(もちろん施工管理、土木施工管理等はありますが)しかありません。

 

(これからの話は細かいことは省きます)

 

僕のような”構造(骨組みを考えたり、耐震を考えたりする人)”も”意匠(基本的に一般の人たちが思い浮かべる建築士の方たちはこちらだと思います)”も他の細かいものも含めて全員が建築士という資格で括られます(もちろん僕も”建築士”の資格で働いていました)。

 

ですので大学も基本は建築学科”になります。

建築学科では基本的に意匠の人も構造の人も設備の人も全員が同じ基礎授業を受けます。全員がデザインで模型を作ったり、部材に力が加わった時の計算、湿度や断熱の計算等を広く満遍なくやってきます。

 

 

そして3年生あたりで自分の専門を決めて、専門的勉強にシフトしていきます。

 

 

 

 

一方、海外の大学は学部の時から”構造”は構造学科意匠は意匠学科等分かれています。(構造でも建物、インフラ等、意匠も建物、都市、景観等細かく分かれているようです。)

 

ですので、彼らは自分の専門を4年間かけてやってきています。 

 

 

 

それに比べて僕らは広く、浅くやっていたため、僕の学科の基本となる数学、物理の基礎知識が絶対的に足りていませんでした

 

もちろん僕が大学卒業して6年経過しているというのもあります。

ただ、実際の仕事でやっていたし、建築士の勉強も相当やっていたので実際に実地経験のない人たちに遅れをとることはありえないと思っていました。

 

 

 

 

ですので英語の勉強にばかり目を向けていて学科の勉強は始まってからで大丈夫と思っていました。

 

ここに来て初めて自分の基礎知識の少なさを思い知らされました。

 

 

 

 

ただ、今はすごい時代です。とても便利な時代です。

日本の大学教授が自分の授業を撮影してYouTubeにアップロードしていてくれました。

(もちろん数学科、物理学科、情報工学科の授業でしたが・・・)

これらのおかげでなんとか立ち回ろうとしていました。

授業は聞いても理解できないので授業中にメモをして後で調べる。

まず内容理解のためこれらのビデオを見る。

 

 

だいぶ後手後手で進めている感覚はありましたが、試験前には1か月の冬休みもあるしなんとかなるだろうと思って多少楽観的に構えていました。

 

 

 

 

 

そして結果としてはなんとかなりませんでした!!(結果はまだ発表されていませんが恐らく!!)

 

文字ばかりとなってしまい大変申し訳ありません。

長くなってしまったので次に移ります。

 

ここまで読んでくださりありがとうございました!

 

 

 

 

英語か出来ない人間がイギリスの大学院に留学したらどうなるのか〜現在進行形〜 2

昨日書いたように今日は私の英語力について少しお話しします。

 

学生時代、英語という科目が全ての科目の中で一番苦手でした。

理由は簡単。

いくらやっても覚えられないし、点数も上がらなかったからです。

 

10年以上前の話なのでうる覚えで申し訳ありませんが・・・

 

・高校の中間、期末、小テストを含めても半分以上の点数を取ったことがありません

センター試験でも大体100点を超えたくらい。

TOEICは190点(大学2年時1回限り受験)だった気が・・・(確率論より低くてみんなに驚かれた記憶があります。)。

 

 

大学での英語の授業が終わってからは一切英語に触れていませんでした

 

 

 

 

その後留学を思い立って、英語の勉強をスタートするのですがスタートからしてひどい点数でした。

 

イギリスに留学するためにはIELTSもしくは TOEFLという英語のテストを受けて、必要なスコアを取らないといけません。

私はずっとIELTSを受けてきました。

 

当たり前ですがこのような人間が留学しようと思い立っても独学、自力では大変難しいです(不可能ではありませんが)。

 

 

ですので、私は留学エージェントに登録して、そこのサポートを受けていました。

その際英語のカウンセリングもしていただけたのですが、IELTS換算でoverall 3.0。

カウンセラーからは「留学の予定が今年じゃなくて本当に良かったです。」というお言葉まで頂きました。相当ですね。

 

どれだけ低いかは下記を参照ください。

ieltsnavi.com

 

そこからそのカウンセラーの方やネット、その他使えるものはなんでも使って英語の勉強を始めました(もちろん仕事をしながらです)。

 

そしてIELTSも10回以上受けましたが、スコアが5.5からあがることはありませんでした。

 

下記は私が受けたIELTSの結果の一部です。

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一般的なイギリスの大学院(学校や学部によって変わります)はOverall 6.5のスコアが必要になります。

 

では、6.5に届いていない人は留学できないのかというとそういうわけではありません。

 

イギリスの大学は英語の出来ない人の入学に関しては寛容ですので、その大学の英語コースに入学して一定以上の成績を収めたら大学院への入学に許可してくれます。

 

 

その際、私の学校、学科では

overall 6.0 ・・・6週コース

overall 5.5 ・・・10週コース

のコースがあり、私はギリギリ10週コースの学生として英語コースに入学しました。

 

 

いつか「英語ができるようになりました!」って言える日がきたら、失敗談8割、成功談2割でどのような勉強をしたのか書いていきたいですね!

世の中は成功談で溢れていますから。。。

 

 

次回はそのコースではどうだったのか、実際英語は伸びるのかをお伝えします。

 

多くの人が思っている「現地に行って英語で生活すれば、英語力も伸びるのではないか?」についても触れられると思います!

 

 

 

 

最後までお付き合いくださりありがとうございました。

 

 

 

英語か出来ない人間がイギリスの大学院に留学したらどうなるのか〜現在進行形〜 1

やはりBlogを書くことに向いていないのか・・・

 

気がついたら相当な日数が過ぎ去ってしまいました。

 

現在大学院の授業も始まって課題に追われる日々です。

 

 

そしてやっとBlogの方向性が掴めました。

 

僕は留学すると決めた2012年1月以降、たくさんのBlogから情報をいただきました。

その恩返しとして僕の情報を提供できればというのが第一。

 

そして一番大きな理由が、様々なBlogを拝見させていただいていたのですが、多くの留学されている方が、「高校以前に短期で留学していてもっと学びたいと思ったから」「英語が好きで海外の生活に憧れていたから」等、英語の出来る人経験がある人が行っている印象を受けました。

 

また、勉強法のBlogでも、「こんなに点数が上がりました。そして大学院で勉強しています。」「高校、大学でこんなに揉まれて英語力が上がりました」等、成功体験のお話が溢れていました。

 

ただ、学生時代英語の得意な人、海外生活の経験がある人、若くて高校や大学で数年間勉強できる人しか留学できないのか。

 

そうではないと思います。英語はあくまでコミュニケーションツールであり、大学院への留学は英語の勉強のためではありません。その科目の知識を深めるために来ています。

 

ですので私は、英語が出来ていない(現在進行形)人間がイギリスの大学院に入学して勉強した時どうなるのかを自分の体験を通して発信できればと思います。

そして英語(外国語)は苦手だけど海外で自分の分野を学びたい人の助けに少しでもなればと思います!

そしてイギリスの生活についても少し。

 

今後は勉強を始めた時〜イギリスの大学院出願までの英語力、現在の英語力、そして学校や周りの環境についてしばらくの間発信していきます。

 

基本的には失敗体験ばかりです。「あ、このレベルでもイギリスの大学院いけるの?」と思われてしまうレベルです。

そしてそのレベルで大学院の授業を受けるとどうなるのかも含めて書いていければと思いますので興味がありましたらしばらくお付き合いください。

 

文字ばかりで申し訳ありません。

 

それでは

 

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ダブリンでの生活を振り返って〜 ☆語学学校編☆

最近バタバタとしてしまい、気が付いたら1か月近くが経過していました。

その間にイギリス→帰国→試験→東北旅行(現在)と慌ただしく過ぎて行きました。

 

東北は震災復興を見るために来ています。

こちらもいつかまとめてアップする予定です。

 

さて、本日は語学学校に関して書いていこうと思います。

 

まず僕はアイルランドの語学学校(Atlas Language School)に約3か月通いました。

 

僕が海外の語学学校に行こうと思った理由ですが

・英語でコミュニケーションをとることに慣れたいから

・海外の生活を体験したいから(今後のために)

・色々な国に行ってみたい、生活してみたいから

・海外の友達が欲しいから

・色々な体験をしてみたいから      等

です。

 

結論から申し上げますと上記は全て達成できました。

ただ、感じたこともありましたのでそれも併せて書いていきます。

 

 

(通った学校)

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まず、アイルランドを選択した理由ですが、

・今後イギリスに留学するにあたり、ブリティッシュ・イングリッシュに慣れておきたい

・日本人が少ない

・安い

 

と言うイメージを持っていたからです。

 

それを踏まえて実際どうだったかですが、

 

・正確に言うとブリティッシュアイリッシュとでは若干アクセント等が違うそうです。僕にはわかりません。ただ発音がきれい聞き取りやすいのと、移民がまだ少ないのでネイティブの方が結構多いと感じました。実際イギリスは移民の国ですので、ブリティッシュ等の発音を気にする必要は無かったのではないかと今では思っています。

 

日本人は少ないと思います。僕は冬に行ったため、学校の生徒数も少ない時期でしたが、1クラスに1人いるかいないかでした。ちなみに中国人もいなくて、韓国人、ブラジル人が多かったです。

 

・学校の授業料はイギリスとアイルランドの比較しかしていませんでしたが現地通貨でほとんど同じでした。ただ、ユーロよりポンドの方が高いので日本人にとってはアイルランドの方が安くなります。

 

☆授業☆

 

(クラスルーム)

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(学校のフリースペース)

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クラスは6段階あり、僕は上から3番目でした。

 

クラスは壁沿いのテーブル付きの椅子に生徒が座って、先生が前でホワイトボードを使いながら授業を進めます。

 

授業に関してですが僕は下記のものを取っていました。

general class-1 (9:00~11:00)→月〜金

general class-2 (11:30~13:10)→月〜金

IELTS class(TOEFLのような英語の試験。イギリス大学院出願時に一定数以上のスコアが必要。14:00~16:30)→火・木

 

授業はテキストとプリントを使用しての文法や単語、フレーズの勉強から、ライティング、リスニング、発音・アクセント等一通りを先生のさじ加減で行います(ベースはテキストですが。)原則は隣の人とペアを組んで答え合わせやアクテビティを行います。宿題もほとんど毎日出ます(少しですが。)

 

また、毎週金曜日小テストがあり、その週にやった文法や単語、発音・アクセントの問題が出題されます。

 

 

☆スクールアクティビティ☆

(土曜日の小旅行)

 

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この学校はスクールアクティビティが豊富で、月曜から土曜日まで毎日何かしらの学内外アクティビティがありました。毎週土曜日は小旅行があり、みんなでダブリン近郊に貸切バスや電車で旅行に行きます。また、それとは別にスタディアクティビティがあり、発音・アクセントや文法等決まったテーマでのレクチャーがありました(基本火・木のため参加したことがありませんが。)

 

 

☆感じたコト☆

 

よく「英語の勉強をしたいから」と言う理由で海外の語学学校に来られる方がいます。

ただ、それだけの理由でしたら「海外の」語学学校に来るメリットは無いと思います。

今回もし僕の目的が「IELTSという英語の試験でスコアを取得するために語学留学した」のであったら、この留学はあまり意味が無かったと思います。

 

IELTSはListening,Reading,Writing,Speakingの4種の問題があります。しかし、海外の語学学校に来て伸びるのはListeningSpeakingだけです。僕は日曜日〜木曜日を勉強の日として授業後に7時までスターバックスに行って勉強していました。ただ、それは日本でもできることです。

 

ですので、Reading,Writingは日本でやるのと全く変わりません。

 

日本であろうと海外であろうと英語の記事を読む人は読むし、読まない人は読みません。当たり前ですが英語の何かを読まないことにはReadingのスキルは上がりません。さらに、テクニックをつけたいのであれば日本で先生や経験者に聞いた方が日本人にあった情報をもらえるはずです。

 

もし語学留学に行こうと考えている人がいましたら、今一度「本当に海外に行く必要があるのか」を考えてみてください。もちろん、行くのは個人の自由ですが、語学留学をしたからといって「英語ができるようになる」「TOEICのスコアが伸びる」ことはありません。できる人は日本にいてもできます。

 

ただ、英語でコミュニケーションをとる力は間違いなく上がります(日本人とずっと行動していたら話は別ですが。)間違っても何でも口から言葉を発する習慣は付くと思います。あとはその英語をどんどん正しい英語に直して行く作業(僕が今ここです)をしていく必要があるのかと思います。

 

 

 

拙い文章ですが以上でアイルランド編を終了します。

 

色々と書きましたが僕はアイルランドに行ってよかったです。英語の勉強以上に色々な出会いや経験ができました。もし行こうと考えている方がいらっしゃいましたら英語以外に何か目的を持って行ってください。それでしたら最高の結果になると信じています。また、目的や夢があるのに躊躇っている方がいらっしゃいましたら絶対に行くべきだと断言できます。「やって後悔することは絶対ありません。もし後悔したとするならばそれはやったことではなくそのやり方に問題があったのです。」ただ、やらなかったら確実に後悔します

 

今後語学留学を考えている方への一つの参考になれば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

ダブリンでの生活を振り返って〜 ☆ホームステイ☆

本日は聖金曜日ということで学校はお休み。ですので僕の学校生活は昨日終了いたしました。学期の最終日ということで学校主催のパーティーがクラブでありました。

 

ただ僕はゆっくり落ち着いて会話をしたかったので参加しませんでした。このわがままな僕の提案に乗って、付いてきてくれた友人たちには本当に感謝です。

 

 

(パブの様子)

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振り返ってみれば本当に人に恵まれた3か月でした。

 

 

 

ということでアイルランドに来て感じたことや体験をまとめていこうと思います。

 

☆ホームステイ☆

3か月間、学校と契約しているアイルランドの家庭にホームステイさせていただきました。ホストファザー、マザー、ブラザーそして語学学校生3人(僕含めて)という構成。もちろん語学学校生なので人の入れ替わりは激しかったのですが、僕の運が良かったことの一つが同じ日に同じ学校に通い始める同世代の韓国人の男性がホームステイ先にいたことです(そしてクラスまで一緒でした)。

 

海外に限らず新しいところに行く時に誰しもが持つであろう ”友達ができるのか” という不安ですが着いて2時間で消え去りました。

 

また、多くの人が海外でホームステイをする理由としてあげるであろう ”海外での生活を体験する” ”話す機会をたくさん作る” ですが、ホームステイ先とその人の行動によるというのが僕の感想です。

 

僕の家では朝食は各自、夕食は大体6時からでした。ですので自ずとホストファミリーと会うのは夜か休日になります。また、食後は各々テレビを見たり新聞を読んだり自分の部屋に戻ったりと個人の時間を満喫していました。休日に関しても各々のやることをやっていました。(ホストブラザーが34歳だったのもあると思いますが・・・)

 

その時間に積極的に話していけば上記の目標は達成できるのではないかと思います。もちろんこれはホームステイの一例であり、ホストファミリーと一緒に外食に行ったり、スポーツ観戦に行っていた友達もいました。ただ、僕の中ではホームステイ」=「ビジネス」というイメージが出来上がりました。

 

もちろん僕にとっては丁度いい距離感でしたし、とても良い家庭でした。満足しています。ただ、ホームステイに過度の期待はしないほうがいいのかなというのが感想です。今後ホームステイをされる方がいらっしゃいましたら、写真等でよく見る「ソファに座ってお酒を片手にみんなで談笑・・・」というのがどこでも体験できるものではないことを知っておいてください。

 

(僕の部屋です。散らかっていて申し訳ありません。)

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続きまして家に関してです。こちらもホームステイの一例となりますが・・・

 

僕の部屋はベッド、机、クローゼット、テレビ、スタンドライトがありました。部屋によってはテレビがなかったり、椅子がなかったり(僕の部屋がそうですが)、外部に面していないので窓が無かったりと様々です。

 

僕の部屋にはシーリングライトが3つありましたが1つにしか電球が入っていませんでした。そして奥にあるタオルのかかっているものがヒーター(ラジエーター)になります。こちらも自分で入切ができませんでした(正確には決まった時間しか付けることができませんでした)。

 

アイルランドでは電気や水の料金がすごく高いそうです。ですので、家の人たちは必要最低限でしか電気を付けません(テレビも電気を付けずに見ます。)

 

また、僕がアイルランドでの生活で唯一不満(大変)だったことがシャワーの水圧がすごく弱いことでした。こちらも上述の通り、水道料金が高いため水圧を弱くしているようです。

 

全体的に不満はなく快適に過ごすことができました。ただ一方で、日本でどれだけ資源の無駄遣いをしていたかを思い知らされました。

 

 

 

(夕食の一例)

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続きまして食事になります。

 

 

こちらでは基本 ”ポテト” が主食となります。僕の家では ”ポテト(焼きポテト、マッシュポテト、フライドポテト)” + ”肉(ビーフ、チキン、ポーク)もしくは魚(焼き、フライ)” + ”α(人参、グリンピース、豆)” が主な夕食でした。

 

他にミートスパゲッティ、カレー、ラザニアの日もありました。

 

ただ、すべて一皿完結(上記写真)ですので量が少なかったのと(これは逆に僕が日本で食べ過ぎていただけかもしれませんが)、ほとんど野菜を食べる機会がありませんでした。そのため、僕はお菓子バナナを買って食べていました(友達の多くもリンゴやバナナを食べていました。)

 

渡愛前、食事に関して一番不安に思っていました。今まで ”米” を主食として生きてきた中で米の無い生活に耐えられるのか・・・

 

こちらに関しては杞憂に終わりました。

 

意外と毎日ポテトでも問題ありませんでした(こちらは個人差があると思いますが)。

また、今は多くの国にアジアンマーケットがあるので米の入手は可能です。

 

ただ、朝食がトースト(ジャム)シリアルなのには少し堪えました。こちらはフラットメイトの韓国人(2人とも)も堪えたみたいで途中から朝食を食べなくなっていました(僕は食べていましたが。)

 

 

 

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、僕にとってホームステイはとてもいい経験になりました(僕のホームステイを選んだ最大の理由は勉強時間を確保するためだったので)。  

ホームステイは人によっては向き不向きもありますし、何より高いです。ただ1週間からでもできますので興味のある方はやってみてください。 

 

少しでもホームステイの雰囲気が伝われば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

次は学校に関して振り返ろうと思います。

 

 

AKIRA