僕の足跡〜英語の出来ない人間のイギリス奮闘記〜

英語の出来ていない人間(現在進行形)がイギリスの大学院に進学。僕が体験を通して感じたことを(不定期に)つらつらと書いていきます。ここに来るまでにたくさんのブログに助けていただきました。その恩返し、そして僕のような奇特な人がいた場合の手助けになればと思っています。

ダブリンでの生活を振り返って〜 ☆ホームステイ☆

本日は聖金曜日ということで学校はお休み。ですので僕の学校生活は昨日終了いたしました。学期の最終日ということで学校主催のパーティーがクラブでありました。

 

ただ僕はゆっくり落ち着いて会話をしたかったので参加しませんでした。このわがままな僕の提案に乗って、付いてきてくれた友人たちには本当に感謝です。

 

 

(パブの様子)

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振り返ってみれば本当に人に恵まれた3か月でした。

 

 

 

ということでアイルランドに来て感じたことや体験をまとめていこうと思います。

 

☆ホームステイ☆

3か月間、学校と契約しているアイルランドの家庭にホームステイさせていただきました。ホストファザー、マザー、ブラザーそして語学学校生3人(僕含めて)という構成。もちろん語学学校生なので人の入れ替わりは激しかったのですが、僕の運が良かったことの一つが同じ日に同じ学校に通い始める同世代の韓国人の男性がホームステイ先にいたことです(そしてクラスまで一緒でした)。

 

海外に限らず新しいところに行く時に誰しもが持つであろう ”友達ができるのか” という不安ですが着いて2時間で消え去りました。

 

また、多くの人が海外でホームステイをする理由としてあげるであろう ”海外での生活を体験する” ”話す機会をたくさん作る” ですが、ホームステイ先とその人の行動によるというのが僕の感想です。

 

僕の家では朝食は各自、夕食は大体6時からでした。ですので自ずとホストファミリーと会うのは夜か休日になります。また、食後は各々テレビを見たり新聞を読んだり自分の部屋に戻ったりと個人の時間を満喫していました。休日に関しても各々のやることをやっていました。(ホストブラザーが34歳だったのもあると思いますが・・・)

 

その時間に積極的に話していけば上記の目標は達成できるのではないかと思います。もちろんこれはホームステイの一例であり、ホストファミリーと一緒に外食に行ったり、スポーツ観戦に行っていた友達もいました。ただ、僕の中ではホームステイ」=「ビジネス」というイメージが出来上がりました。

 

もちろん僕にとっては丁度いい距離感でしたし、とても良い家庭でした。満足しています。ただ、ホームステイに過度の期待はしないほうがいいのかなというのが感想です。今後ホームステイをされる方がいらっしゃいましたら、写真等でよく見る「ソファに座ってお酒を片手にみんなで談笑・・・」というのがどこでも体験できるものではないことを知っておいてください。

 

(僕の部屋です。散らかっていて申し訳ありません。)

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続きまして家に関してです。こちらもホームステイの一例となりますが・・・

 

僕の部屋はベッド、机、クローゼット、テレビ、スタンドライトがありました。部屋によってはテレビがなかったり、椅子がなかったり(僕の部屋がそうですが)、外部に面していないので窓が無かったりと様々です。

 

僕の部屋にはシーリングライトが3つありましたが1つにしか電球が入っていませんでした。そして奥にあるタオルのかかっているものがヒーター(ラジエーター)になります。こちらも自分で入切ができませんでした(正確には決まった時間しか付けることができませんでした)。

 

アイルランドでは電気や水の料金がすごく高いそうです。ですので、家の人たちは必要最低限でしか電気を付けません(テレビも電気を付けずに見ます。)

 

また、僕がアイルランドでの生活で唯一不満(大変)だったことがシャワーの水圧がすごく弱いことでした。こちらも上述の通り、水道料金が高いため水圧を弱くしているようです。

 

全体的に不満はなく快適に過ごすことができました。ただ一方で、日本でどれだけ資源の無駄遣いをしていたかを思い知らされました。

 

 

 

(夕食の一例)

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続きまして食事になります。

 

 

こちらでは基本 ”ポテト” が主食となります。僕の家では ”ポテト(焼きポテト、マッシュポテト、フライドポテト)” + ”肉(ビーフ、チキン、ポーク)もしくは魚(焼き、フライ)” + ”α(人参、グリンピース、豆)” が主な夕食でした。

 

他にミートスパゲッティ、カレー、ラザニアの日もありました。

 

ただ、すべて一皿完結(上記写真)ですので量が少なかったのと(これは逆に僕が日本で食べ過ぎていただけかもしれませんが)、ほとんど野菜を食べる機会がありませんでした。そのため、僕はお菓子バナナを買って食べていました(友達の多くもリンゴやバナナを食べていました。)

 

渡愛前、食事に関して一番不安に思っていました。今まで ”米” を主食として生きてきた中で米の無い生活に耐えられるのか・・・

 

こちらに関しては杞憂に終わりました。

 

意外と毎日ポテトでも問題ありませんでした(こちらは個人差があると思いますが)。

また、今は多くの国にアジアンマーケットがあるので米の入手は可能です。

 

ただ、朝食がトースト(ジャム)シリアルなのには少し堪えました。こちらはフラットメイトの韓国人(2人とも)も堪えたみたいで途中から朝食を食べなくなっていました(僕は食べていましたが。)

 

 

 

 

 

 

長々と書いてしまいましたが、僕にとってホームステイはとてもいい経験になりました(僕のホームステイを選んだ最大の理由は勉強時間を確保するためだったので)。  

ホームステイは人によっては向き不向きもありますし、何より高いです。ただ1週間からでもできますので興味のある方はやってみてください。 

 

少しでもホームステイの雰囲気が伝われば幸いです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

 

次は学校に関して振り返ろうと思います。

 

 

AKIRA