僕の足跡〜英語の出来ない人間のイギリス奮闘記〜

英語の出来ていない人間(現在進行形)がイギリスの大学院に進学。僕が体験を通して感じたことを(不定期に)つらつらと書いていきます。ここに来るまでにたくさんのブログに助けていただきました。その恩返し、そして僕のような奇特な人がいた場合の手助けになればと思っています。

ダブリンでの生活を振り返って〜 ☆語学学校編☆

最近バタバタとしてしまい、気が付いたら1か月近くが経過していました。

その間にイギリス→帰国→試験→東北旅行(現在)と慌ただしく過ぎて行きました。

 

東北は震災復興を見るために来ています。

こちらもいつかまとめてアップする予定です。

 

さて、本日は語学学校に関して書いていこうと思います。

 

まず僕はアイルランドの語学学校(Atlas Language School)に約3か月通いました。

 

僕が海外の語学学校に行こうと思った理由ですが

・英語でコミュニケーションをとることに慣れたいから

・海外の生活を体験したいから(今後のために)

・色々な国に行ってみたい、生活してみたいから

・海外の友達が欲しいから

・色々な体験をしてみたいから      等

です。

 

結論から申し上げますと上記は全て達成できました。

ただ、感じたこともありましたのでそれも併せて書いていきます。

 

 

(通った学校)

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まず、アイルランドを選択した理由ですが、

・今後イギリスに留学するにあたり、ブリティッシュ・イングリッシュに慣れておきたい

・日本人が少ない

・安い

 

と言うイメージを持っていたからです。

 

それを踏まえて実際どうだったかですが、

 

・正確に言うとブリティッシュアイリッシュとでは若干アクセント等が違うそうです。僕にはわかりません。ただ発音がきれい聞き取りやすいのと、移民がまだ少ないのでネイティブの方が結構多いと感じました。実際イギリスは移民の国ですので、ブリティッシュ等の発音を気にする必要は無かったのではないかと今では思っています。

 

日本人は少ないと思います。僕は冬に行ったため、学校の生徒数も少ない時期でしたが、1クラスに1人いるかいないかでした。ちなみに中国人もいなくて、韓国人、ブラジル人が多かったです。

 

・学校の授業料はイギリスとアイルランドの比較しかしていませんでしたが現地通貨でほとんど同じでした。ただ、ユーロよりポンドの方が高いので日本人にとってはアイルランドの方が安くなります。

 

☆授業☆

 

(クラスルーム)

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(学校のフリースペース)

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クラスは6段階あり、僕は上から3番目でした。

 

クラスは壁沿いのテーブル付きの椅子に生徒が座って、先生が前でホワイトボードを使いながら授業を進めます。

 

授業に関してですが僕は下記のものを取っていました。

general class-1 (9:00~11:00)→月〜金

general class-2 (11:30~13:10)→月〜金

IELTS class(TOEFLのような英語の試験。イギリス大学院出願時に一定数以上のスコアが必要。14:00~16:30)→火・木

 

授業はテキストとプリントを使用しての文法や単語、フレーズの勉強から、ライティング、リスニング、発音・アクセント等一通りを先生のさじ加減で行います(ベースはテキストですが。)原則は隣の人とペアを組んで答え合わせやアクテビティを行います。宿題もほとんど毎日出ます(少しですが。)

 

また、毎週金曜日小テストがあり、その週にやった文法や単語、発音・アクセントの問題が出題されます。

 

 

☆スクールアクティビティ☆

(土曜日の小旅行)

 

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この学校はスクールアクティビティが豊富で、月曜から土曜日まで毎日何かしらの学内外アクティビティがありました。毎週土曜日は小旅行があり、みんなでダブリン近郊に貸切バスや電車で旅行に行きます。また、それとは別にスタディアクティビティがあり、発音・アクセントや文法等決まったテーマでのレクチャーがありました(基本火・木のため参加したことがありませんが。)

 

 

☆感じたコト☆

 

よく「英語の勉強をしたいから」と言う理由で海外の語学学校に来られる方がいます。

ただ、それだけの理由でしたら「海外の」語学学校に来るメリットは無いと思います。

今回もし僕の目的が「IELTSという英語の試験でスコアを取得するために語学留学した」のであったら、この留学はあまり意味が無かったと思います。

 

IELTSはListening,Reading,Writing,Speakingの4種の問題があります。しかし、海外の語学学校に来て伸びるのはListeningSpeakingだけです。僕は日曜日〜木曜日を勉強の日として授業後に7時までスターバックスに行って勉強していました。ただ、それは日本でもできることです。

 

ですので、Reading,Writingは日本でやるのと全く変わりません。

 

日本であろうと海外であろうと英語の記事を読む人は読むし、読まない人は読みません。当たり前ですが英語の何かを読まないことにはReadingのスキルは上がりません。さらに、テクニックをつけたいのであれば日本で先生や経験者に聞いた方が日本人にあった情報をもらえるはずです。

 

もし語学留学に行こうと考えている人がいましたら、今一度「本当に海外に行く必要があるのか」を考えてみてください。もちろん、行くのは個人の自由ですが、語学留学をしたからといって「英語ができるようになる」「TOEICのスコアが伸びる」ことはありません。できる人は日本にいてもできます。

 

ただ、英語でコミュニケーションをとる力は間違いなく上がります(日本人とずっと行動していたら話は別ですが。)間違っても何でも口から言葉を発する習慣は付くと思います。あとはその英語をどんどん正しい英語に直して行く作業(僕が今ここです)をしていく必要があるのかと思います。

 

 

 

拙い文章ですが以上でアイルランド編を終了します。

 

色々と書きましたが僕はアイルランドに行ってよかったです。英語の勉強以上に色々な出会いや経験ができました。もし行こうと考えている方がいらっしゃいましたら英語以外に何か目的を持って行ってください。それでしたら最高の結果になると信じています。また、目的や夢があるのに躊躇っている方がいらっしゃいましたら絶対に行くべきだと断言できます。「やって後悔することは絶対ありません。もし後悔したとするならばそれはやったことではなくそのやり方に問題があったのです。」ただ、やらなかったら確実に後悔します

 

今後語学留学を考えている方への一つの参考になれば幸いです。